大やけど3歳児放置 母と同居男が起訴内容認める

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大やけどを負った長女=当時(3)=に治療を受けさせず放置したとして、保護責任者遺棄の罪に問われた母親の無職、橋本佳歩(かほ)被告(22)と、同居していた無職、田中聡被告(21)の初公判が23日、横浜地裁(片山隆夫裁判官)で行われ、両被告は起訴内容を認めた。

 冒頭陳述で検察側は「被害者は入院が必要で、放置していれば死につながる可能性もあった」などと犯行の悪質性を指摘した。

 起訴状によると、両被告は3月1日ごろ、横浜市鶴見区の自宅で、女児が全身にやけどを負っていることを知りながら医師による治療を受けさせず、パチンコ店に出かけるため、共謀して同4日まで放置するなどしたとしている。橋本被告はこれまでに「誤って熱湯のシャワーを浴びせてしまった」と供述していた。

 次回公判は7月16日に同地裁で行われる。