当時9歳の娘の頭を複数回殴りケガをさせたとして、37歳の女と38歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、北海道留萌市に住む無職の37歳の女と、会社員の38歳の男です。
2人は共謀し2016年2月ごろ、自宅で当時9歳の女児の頭を複数回殴り、ケガをさせた疑いがもたれています。
女児は頭の皮膚が裂けるほどの傷を負うなど、全治2週間のケガをしました。何らかの凶器で殴られた可能性もあるということです。
旭川児童相談所が翌月の3月に「留萌市居住の児童で、虐待の恐れがある事案を把握したので、警察にも協力してほしい」と警察に通報したことで、事件が発覚。2人は2021年3月7日に逮捕されました。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと2人は再婚した夫婦で、女児は男が連れてきた子どもだということです。当時、家には女児の他にも5人の子どもがいて、計8人暮らしでした。
現在、女児は児童養護施設で保護されているということです。
警察は2人が女児に対し日常的に暴力をふるっていた可能性もあるとみて、詳しく調べています。