内縁女性の3歳息子を暴行死容疑 逮捕の同居男は否認

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東京・豊洲のマンションで内縁関係だった女性の3歳の長男を暴行して死亡させたとして、警視庁は3日、会社員渡辺雄二容疑者(34)=東京都昭島市郷地町3丁目=を傷害致死の疑いで逮捕し、発表した。渡辺容疑者は「何もしていない」と供述し、容疑を否認しているという。

捜査1課などによると、渡辺容疑者は9月28日ごろ、当時住んでいた東京都江東区豊洲1丁目のマンションで、山田隆太郎君の腹部に何らかの暴行を加えて内臓を損傷させ、失血死させた疑いがある。渡辺容疑者は、隆太郎君と女性、自身の1歳の長男との4人暮らしで、当時女性は外出中だったという。

同日午後1時25分ごろ、渡辺容疑者が119番通報。隆太郎君は心肺停止の状態で搬送され、翌29日午後6時40分ごろ死亡が確認された。渡辺容疑者は「一緒に入浴中、目を離した隙に浴槽でうつぶせになって浮いていた。意識がなく、リビングに運んで心臓マッサージをした」などと説明したという。

しかし解剖の結果、臓器が損傷し、出血していたことが判明。同庁は複数の医師から意見を聴くなどして捜査してきた。ほかに目立った外傷はないといい、詳しい経緯を調べる。